地域ブランド戦略

黒豆がダイエットに効くんですか!!

月曜日に日本テレビで放送された番組であのデブのヒロがたったの30日で20キロもの体重を落とすことに成功したみたいで!!

明日はスーパーから黒豆が消えるか!!


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食を拓く:手さぐりの地域ブランド戦略/1 花豆「常陸大黒」 /茨城

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000078-mailo-l08

3月26日11時52分配信毎日新聞◇「県北の安定収入源に」県がベニバナインゲンの新品種として育種した全国で初めての黒一色の花豆「常陸大黒」が、県北中山間地の新たな特産品として育ちつつある。「最初に見た時の感動は昨日のように思い出します」。育種に取り組んだ県行方地域農業改良普及センター主査の横田国夫さん(48)は17年前の「発見」を振り返る。それは自然交雑が生んだ偶然の産物から始まった。93年暮れ。水戸市内にある県の研究所に在籍していた横田さんは、在来品種の特性を調べるため、栽培した花豆のさやをむいた瞬間に息をのんだ。植えたのは白い花豆。しかし、目の前に現れたのは見たことのない漆黒で光沢ある豆だった。「品種登録すれば県北の名産になる」と直感した。黒豆といえば丹波産の大豆が知られるが、一回り以上大きな豆を付ける花豆の黒い品種は他になかった。稲の育種が専門の横田さんは、初めて扱う作物の技術的な難しさに試行錯誤を繰り返した。そもそも花豆は県内で商業栽培されたことがなく、周囲には将来性を疑問視する向きもあった。4年目で栽培したすべての株で黒色に固定することに成功すると、県最北端の旧里美村(常陸太田市)に通いつめ、栽培実験に取り組んだ。02年に品種登録された直後、県南の部署に異動が決まった。手塩にかけて育てた「自慢の娘」は、発見から10年で横田さんの手を離れた。◇ ◇「県北の特産品にしたい。この豆で商品をつくれませんか」。大子町にある大子製菓協業組合菊池寛代表理事(59)の下に、県の外郭団体職員が一握りの大きな黒豆を持ってきたのは03年の暮れだった。県は茨城の新たな味覚として常陸大黒の売り込みを進めていた。組合では試作を経て2年後に常陸大黒を丸ごと乗せた羊羹(ようかん)を発売。当初は年1000本程度の売り上げが、今や年1万5000本に成長した。他にも常陸大黒が原料の商品は組合の売り上げの1割強を占める。通販で首都圏からの引き合いも増えた。だが、菊池さんは「県内でも知らない人は多い」と満足には至らない。生産量の関係で販売は町内の直営店に限られ、県外に積極的に販路を見いだすことができないからだ。課題は豆の収量にある。本来、常陸大黒の栽培適地は長野や福島など県北より冷涼な地域。しかし、県は競争力を維持するため流出を制限し、県北5市町での栽培に限定する。今年度は生産者99戸で261アールを作付けし、収穫見込みは約4・5トン。その分、仕入れ値も普通の花豆の2倍以上と高額だ。菊池さんは「常陸大黒商品の利益率は確かに低い。でも地元のものだから少しでも安く広めていきたい」と話す。◇ ◇県外で大量生産できれば豆の知名度は広がるが、県北生産者の競争力は低下し淘汰(とうた)されるジレンマがある。育ての親の横田さんは「大事なのは県北の生産者の安定した収入源になること」と受け止める。農家とは実験栽培の過程でともに悩んだ。異動後も常陸大黒が原料の商品が出るたびに県北に出向き、30種類以上の商品を買って食べた。「厳しい栽培環境の中、関係するすべての人の情熱があったから今がある。遠くで見守ることしかできないが、少しずつ浸透したらいい」。盛夏、常陸大黒は県北の山間で今年も鮮やかな紅色の花をつける。=つづく地域の活力を「食」に求め、特産品をブランド化するための取り組みが各地で進む。疲弊する地方の再生につながるか。背景を取材した。3月26日朝刊

[引用元:[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000078-mailo-l08:title=Yahoo[茨城(毎日新聞)]]]